がんこ八代目@末広町、松波@浅草

備忘。塩ひんやり。一年ぶりです。


夜は散財ツアー第二弾。松波@浅草。鮨屋である。ちなみに土曜の夜も鮨である。馬鹿である。ここのオサーン(もとい、親方)は京橋与志乃で修行をしており、つまり小野二郎や水谷八郎の兄弟弟子でありんす。松波順一郎さんというそうな。本人に聞いたんではなくてググッたら書いてあっただけです。
松波親方様は、本手返しで握るという貴重種な鮨職人であります。
先客でカプールが一組。女のしゃべり方が、サ○モト○スィーコかと思うたよ。
最初に梅をペースト状(鰹の味がついてる)が出された。梅鰹って書くと趣ないが、端的に書くと梅鰹だなや。あと、海苔と子持ち昆布。ちょっと不思議な付き出し三品。
刺身は、間八、障泥烏賊、鮪赤身。赤身は熟成系なのか知らんがネトーリ。
握りは鯵から。おいおい、ウマーイよ。酢洗いの時間が長めっていうか酢に30秒ぐらい漬けてるよ、と思って待ってたんだが、食ったらンマァ〜。そんなに酸っぱくなくて鯵の甘みが感じられましてンマァい。
鰈、細魚。おいおい、細魚もンマァ〜。ところで本手返しをチェックする為に異常なほど親方の手を凝視するのだが、座り位置が悪く、親方の握ってる手元とオレの視線の間に、海苔の箱が・・・無意味にピンと背筋を伸ばす。食い終わるまで2時間以上、猫背のアタシが背を伸ばしたので、チカレタ・・・
青柳、赤貝。赤貝はヒモも一緒に握る。しかし親方、高速の本手返しはいいんですが、少々形が乱れませんか?口の中では全くウンマイので問題ないでしょうが。い、いわゆるシャリがはらりとほどける、ってやつですか?←グルメ本読み過ぎ。
〆鯖、キャビア軍艦巻。イラン産のオシェトラだそうで、ンンマァ〜。おい、ウォッカくれや。
小鰭、中トロ、穴子、海胆、干瓢巻。
干瓢の色が白い。食感も通常よりややシャッキリ。うめーじゃん。
鉄火巻、細ーい小鉄火巻。親方が自賛してたが、確かに小指ぐらいの鉄火巻を綺麗に巻くのは難しいんじゃろうて。
デザート?は玉子とグレープフルーツ蜂蜜かけ?グレープフルーツはオーダーしてましぇん。最後に必ず出るのかな。全体の感想。煮きりが旨い。今まで食った中で、一番旨い。出汁をちょっと混ぜてるんだろうなあ。シャリが固いのが有名だそうだが、ちょっと堅めだけどこれもウマカッタよ。
で、冷酒3合飲んで、
つまみx2+刺身3種x2+握り11x2+干瓢巻x1+鉄火巻x1+小鉄火巻x1+玉子x2+グレープフルーツx2+冷酒3合=88.2ニッコリ。
また散財。自分に乙。