IZAYOI@麻布十番

髪をモノスゴイ久しぶりに切ったら、切ってくれる人に、「整髪料ぐらいつけろや、ヴォケ!」と同意義のフレーズを分厚いオブラートに包んで宣告された。

かつ、「その髪の長さ、サラリーマンとしてどうよ?」と同意義のフレーズもオブラートに包まれ追加されたが、まあ許せ。
で、まだ熱っぽいのに無駄金を使う為十番へ。
食ったのは・・・蟹の内子の塩辛。内子の甘みが残っていて酒がすすむわい。春菊?のサラダ。兎の串焼きx2。量少ない、兎と言われないとパサパサした鶏と勘違いする人続出だろう。鳩炭火焼、蝦夷鹿炭火焼。これで酒(日本酒、焼酎、泡盛等)8杯?でだいたい25ニッコリぐらいだったか?カウンターで食ってたんだが、いる間に丸鶏の首を10本ぐらい落としてバラバラ死体に分割していた。面白かった。


ところで、今「美食の王様」というスゴイエラソウなタイトルのレストラン評価本を読んでいるのだが、これは企画に無理がないかね?「25才のOLが非常に敏感な舌で6000店を評価」って、あんた。15才から食べ歩きって、あんた。行った店の気になる料理は全て注文するって、あんた。フードファイターかよ。
25才なのに6000店以上を食い歩いたという設定だと15才から食べ歩きスタートで1日何色でも食えるって設定にせざるをえないかもしれんが、それで普通のOLってぇのは、破綻してると思うがなあ。自慢できる舌らしいが、和もイタリアンもフレンチも焼き鳥も一緒の総合ランキングってのも凄いな。比較基準がさっぱりわからんし、何か過去のグルメ本とそんなに変わらない表現・評価多数登場で、これなら「OLが一人で食ってる」なんて設定しない方がいいんでないか?複数のライターさんがグルメ本や取材記事やらをぬるい感じで会議室で纏めて、文章にしている様な印象を持ってしまうなあ。